3.4.5歳児は、1日の生活にメリハリをつけるため、また就学を見据え、時間を意識した生活ができるように、月・水・金曜日の午前中は①個別に集中する活動、②体操、③音楽のカリキュラムに取り組みます。
午後からの時間や、火・木曜日の午前中は、その季節ならではの活動を取り入れながら子どもも職員も「ワクワク」を大切に活動します。
a.m~
◆登園…笑顔で元気よく「おはようございます!」
朝の支度…連絡帳・タオルを出し、制服や上着をたたんで、鞄と一緒に自分のボックスに入れます。
8:15~ 1日の始まりの活動(相互グラウンド)
登園した子・支度のできた子からグラウンドで、5分間走・かけっこ・リレー・しっぽ取り・なわとび・サーキット・ボール遊びなどをして体を動かし、心と体のエンジンをかけます。
★月・水・金★ ~自ら学べる子へ~
9:00~ 自主性と考える力・集中力を養う活動(個別に集中する活動)
絵本を読んだり、季節の絵などの絵画活動、折り紙や粘土などの指先を使う活動、コグトレを、1人1人集中して行います。
10:00~ 体操(3歳児クラス合同)
マット運動・鉄棒・跳び箱・なわとび・平均台・トランポリンなどをして、しっかりした体幹を作ります。
11:00~ 音楽
リトミック・ピアニカ・和太鼓・楽器などを通して、絶対音感やリズム感覚を育てます。
★火・木★ ~ワクワク感を大切に~
お散歩や外遊び、畑での苗植えや収穫、季節の製作活動など、その季節ならではの活動を楽しみます。
こども会議を取り入れることで、「相手の話を聞く」「自分の意見を伝える」という経験を通して、お互いを尊重し合える子を育てます。
p.m~
◆お昼ごはん…食事のマナーを伝えながら、楽しい雰囲気の中で食事を楽しみます
スプーンやお箸の正しい持ち方・使い方を伝え、偏食がなくなるよう励ましながら楽しく食事をします。畑での苗植えから水やり・草抜き・収穫をすることにより、お昼ごはんの食材として、食に関する興味・関心を持てるようになります。また、20~30分で食べきれるよう時間を意識して食事をします。
◆活動(6~8月は午睡をすることもあります)
◆おやつ…手作りおやつや、無添加お菓子のおやつを食べます
◆あそび…お友だちや保育士と、好きな遊びを楽しみます
◆おかえり…季節の歌を歌ったり、先生のお話を聞きます
◆降園・居残り保育
★あいさつ
子ども達に「気持ちのよいあいさつをしましょう」と教えるより、周りにいる大人があいさつのお手本となることが大切です。「おはようございます」「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」「さようなら」などのあいさつは、保育士がはっきりとした言葉で気持ちを込めて言うようにしています。
★排泄
1歳ごろから個々に合わせて、無理のないようにトイレトレーニングを始めます。2歳児クラスになると、徐々にオムツの使用数が減ってきます。
★衣服の着脱
興味が出てきたら”脱ぐこと”から始めます。制服・脱いだ服を保育士と一緒にたたみます。「自分でできた!」を大切に、保育士が援助しながら毎日やっていく事で習慣になり、上手に早くできるようになっていきます。2歳児クラスから制服を着ることで、ボタンやスナップを留める練習にもなります。
★集団生活
子ども一人一人が安心感を持って過ごせることが何より大切なことです。家庭的な雰囲気を大切にし、基本的な生活習慣が自立できるよう、なるべく自分のことは自分でするよう励ましていきます。そして、月齢・年齢に合わせて保育士やお友だちとの関わりの援助、ルールや規律を守ることの大切さも伝えています。