保育方針
・仏教保育の精神から命の大切さを知り、友だちを思いやる気持ち・物事に感謝する気持ちを育てる。
・子どもの笑顔を大切にする。
・園児と職員が共に成長できる場になるように努める。
各年齢の保育目標
5歳児…毎日の生活(遊び、活動等)を通して、1つの目標に向かい、力を合わせて、達成感や充実感をみんなで味わう。
4歳児…保育者や友だちと一緒に毎日の生活(遊び、活動等)を通して、集団としての行動ができるようになる。
3歳児…保育者や友だちと遊ぶ中で、自分のしたいこと、言いたいことを言葉や行動で表現する。また、保育者や友だちの意見を主張を聞けるようになる。
2歳児…基本的生活習慣を身につけ、衛生的で安全な環境で心身ともに快適な園生活を送る。
0~1歳児…個々の生活習慣を整え、基本的な生活習慣を養う。安心できる保育者との関係の下で、自分でしようとする気持ちが芽生える。
0・1・2歳児の保育
「安心できる温かい家庭的な雰囲気の中で…」
・お子様の情緒の安定を第一に考え、安心して生活できるよう配慮しています。
・1人1人の発達に合わせ、生活面の自立(食事・睡眠・排泄 など)を丁寧に援助しています。
・保育士との信頼関係を育むことから、人を信頼することを学んでいます。
・日光浴、お散歩、追いかけっこ、マラソンなどの戸外活動を1日の保育の中に積極的に取り入れ、自然の中でのびのび育つよう援助しています。
・楽しい雰囲気の中で食事を楽しみ、手づかみやスプーンを使って意欲的に食べられるように援助しています。また、個々に合わせた離乳食・アレルギー対応食を提供しています。
3・4・5歳児の保育
「子どもらしく成長していくために、力強く伸びていくために…」
・1人1人が安心して「自分」を表せるよう、ありのままを受け止め、答えることを大切にしています。
・身近な自然に親しみ、発見を楽しんだり考えたりしてそれを生活や遊びに取り入れることで、自主性・創造性・集中力を育みます。また、五感を通して感じることから感性豊かな心を育みます。自然の恵みに感謝し、命を大切にできるよう援助しています。
・人の話をよく聞き、聞いたことや感じたことを自分の言葉で伝えられるよう、また正しい言葉遣いが身につくよう、日頃の何気ない会話も大切にしています。
・みんなで力を合わせて表現することを楽しみ、充実感を味わえるよう組体操や和太鼓などを保育に取り入れています。
~大切にしたい育ち~
日頃の保育を通して…
●0歳児から手のひら・足の裏をしっかり使う運動を取り入れることで、運動能力の向上とバランスのとれた体の発達を促し、強い体づくりを目指します。
●お絵描きや紙による製作だけでなく、0歳児から絵の具・水遊びや泥んこ遊び・ボディペインティングなどの感触遊びを取り入れ、表現する楽しさや意欲を育みます。
●生き物の飼育・畑の野菜栽培などを通して、命のあることを学び、探究心と思いやりを育みます。
●リトミックや日本の伝統的な和太鼓を保育に取り入れることで、リズム感覚はもちろんのこと、礼儀・作法、仲間との協調性などを学びます。
お昼ごはん 「食育を通して心を育てます」
●言うまでもなく、食べることは生きていくうえで最も大切なことです。少人数の園ですが、2人の調理員が手を掛けて身体を作るためのお昼ごはんを作っています。
●お昼ごはんやおやつを通して、子どもたちに「自然のものを美味しい」と感じる味覚を育てていきたいと考え、そのために「自然のもの」「旬の食材」を日々の食事で味わい、その食体験を積み重ねることが大切だと思っています。
●成長に必要な栄養を考え、バランスのとれた献立作りをしています。また、献立は和食中心で、和食の基本である一汁三菜で構成し、野菜・魚・豆をしっかり味わえるようにしています。
●健康のために薄めの味付けを心がけ、素材そのものの味を生かす工夫をしています。
●日本の伝統的な食材(切り干し大根やひじきなど)を積極的に使用しています。
●おやつには、市販のお菓子は使用せず、自然素材だけを原料にした無添加お菓子を使用しています。
●ゆったりした雰囲気の中で、みんなで一緒に食べることの喜び・楽しさを味わえるよう努めています。
●ゆっくりよく噛んで食べることを意識し、いただく命への感謝・作ってくれた人への感謝の気持ちを持てるよう援助しています。
●各クラス、2か月に1回の「そうごワクワクランチ」があります。
ちょっと苦手な食材もお弁当箱に入ると「パクリッ」と食べられてしまう!ランチクロスをあける子どもたちの目はワクワクでいっぱいです。そんなお楽しみランチが「そうごワクワクランチ」です。
それぞれの年齢に合わせて、ランチクロスの結び目の硬さも変えて、さらに年長さんは食べ終わったお弁当箱をランチクロスで結んで調理室に返すことにも挑戦中!


↓ 離乳食中期(8か月)のある日の給食

スプーンやお箸が上手に使えるようになるために、指先を上手に使えるようになるために、乳幼児期に手づかみで食べることはとても大切です!お家では、勇気のいる手づかみ食べですが、保育園ではどんどん挑戦してください!! → → → → → →